AppFolio 第4四半期 決算概要

AppFolio は、第4四半期の決算を2021年3月1日に発表しました。

アプフォリオ(AppFolio, Inc.)はプロパティ・マネジメント及び法律業界にある中小企業(SMB)向け業界特定のクラウドベースのソフトウェア・ソリューションのプロバイダーである。
【事業内容】
同社のモバイル最適化ソフトウェア・ソリューションにより、顧客は複数のデバイスで事業を行うことができる。プロパティ・マネジメント・ソフトウェアは中小規模のプロパティ・マネージャーにビジネスニーズに対するエンドツーエンド・ソリューションを提供する。同社の法律ソフトウェアはソロ実務家と小規模法律事務所にプラクティス及びケース管理ソリューションを提供し、プラクティスとケース・ロードの管理を可能にする。

https://jp.reuters.com/companies/APPF.OQ
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結論

EPS×
売上×
ガイダンス×(アナリスト予想変化)

決算内容

<ポイント>
予想を上回っているか
(結果が良いと青色になります)

EPS、売り上げすべて予想を下回っています。

第4四半期なので、通期でのアナリスト予想とも比較します。

下振れです。

ガイダンス

<ポイント>
・今後の見通しは良いか
(結果が良いと青色になります)

アナリスト予想も下振れです。

財務状況

~通期毎~

<ポイント>
 ・純利益 < 営業CF が理想

   → 利益を無理に上げていないか?
 ・営業CFが毎年右肩上がりであるか
 ・営業CFマージンが15%以上か

   → 安定して利益が出いているか

純利益営業CF売上高営業CFマージン
2020年158.048.3310.015.2%
2019年36.338.9256.015.2%
2018年20.036.3190.019.1%
2017年9.729.4144.020.4%
2016年– 8.311.5106.010.8%
2015年– 15.7– 6.875.0-9.1%
2014年– 8.60.547.71.0%
2013年– 7.3– 4.426.5-16.5%

2020年に入り、純利益 < 営業CFになっており財務の条件を外しています。

売り上げは右肩上がりで、営業CFマージンも15%以上です

2020年の急激な純利益の伸びが気になります。

~売掛金確認(DSO)~

<ポイント>
 ・トレンドラインを大幅に上回っていないか

  → 無理な決算を出していないか(EPSの粉飾リスク回避)

若干、DSOが伸びているのが気になります。

私見

堅実に売上高を伸ばしているように見えますが、予想としては下回る状況です。

また、コロナ需要により住宅関連銘柄としてストーリは良いと思います。

2020 決算
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