Splunk Incは、2021年12月1日に決算発表を予定しています。
どのような企業なのか、投資対象としての妙味はあるのかをざっくり確認しておこうと思います。
どんな会社?
WEBサイトのアクセス情報データを可視化し、「あなたのビジネスこんな所に課題がありますよー」とか、「こんな施策したほうがいいですよー」とサービスの活用状況の見える化を進めている企業
スプランク(Splunk Inc.)はソフトウェア・ソリューションの開発・マーケティングに従事する。
https://jp.reuters.com/companies/SPLK.OQ
【事業内容】
同社のサービスはユーザーがデータの収集、インデックス、検索、探索、監視と分析を可能にする。
同社の製品はビッグ・データと呼ばれるデータ・セットに対応してマシン・データに使用される。
マシン・データは組織内の各種ソフトウェア・アプリケーションと電子デバイスにより生成され、トランザクション、顧客とユーザー活動及びセキュリティ脅威等の各種活動のタイム・スタンプ付きレコードを含む。
製品は情報技術(IT)、セキュリティとビジネス専門家等の分野にサービスを提供して、マシン・データを分析し、組織の業務関連リアルタイムの可視性とインテリジェンスを実現する。
同社はマシン・データ・プラットフォームであるSplunk Enterpriseを提供する。
決算
直近決算

直近の決算はクリアです。
予想

財務状況
通期の実績
財務の安定性を広瀬隆雄さんの本で紹介されていたポイントをベースに見ていきます。
<ポイント>
・純利益 < 営業CF が理想
→ 利益を無理に上げていないか?
・営業CFが毎年右肩上がりであるか
・営業CFマージンが15%以上か
→ 安定して利益が出いているか


コロナショック以降、営業キャッシュフローの低下が顕著です。
今後、営業キャッシュフローをいかにプラスに持っていくかが気になるところです。
売掛金の確認(DSO)
<ポイント>
・トレンドラインを大幅に上回っていないか
→ 無理な決算を出していないか(EPSの粉飾リスク回避)

2020年後半からDSOが若干増えています。
理由は不明確ですが、コロナによる影響がまだ出ていると推測します。
DSOが落ち着くのを見届けてから投資判断をしたいと考えています。
私見
コロナショックからの成長が少し弱くなっている印象です。
12月1日の決算をまって、今後の成長性を確認して行きたいです。
ざっくり見た限り現状は、Cクラスとして見ていきます。
中身の細かい部分は決算発表をみてから判断したいと思います。
